【第5話】なぜ収入が高くても貯金が出来ないのか?

STRの理想割合(バランス)は「収入」によって変わる!
皆さん、こんにちは。
ファイナンシャルインディペンデンス代表の田口智隆です。
『経済的自由人の道』第5話へお越し頂き、ありがとうございます!
前回と前々回とで、手取り収入20万円の場合と50万円の場合を比べながら、理想の支出割合についてお伝えをさせて頂きました。
▼手取り収入20万円と50万円の理想割合はこちら▼
大切なことは、手取りの収入に応じて数字が変わるということです。こちらに理想の割合(バランス)をまとめてみました。
S=消費:今、生きて行くの必要なお金=いわゆる生活費(70〜80%)
T=投資:将来に向けてのお金(最低でも10%〜25%)
R=浪費:使わなくても生きて行けるお金、いわゆる無駄使い(5%〜最大でも10%まで)
ポイントは、手取り収入が少ないうちはSの割合を高めに設定して、Tの割合を低くすることです。逆に手取り収入が高い場合には、Sの割合を低めに設定して、Tの割合を高くすることです。
貯金が出来ない人はお金の使う「順番」がSRT!
そして、ここからが今回のお話です!前回の最後のクエスチョン。どうして年収が高くなっても貯金が0の世帯があるのか?なぜ通帳の残高がなかなか増えていかないのか?についてお伝えします。
ズバリ、貯金ができな人は支出が「SRT」だからです。
大事なことなので、もう一度繰り返します。
貯金ができな人は「支出がSRT!!」
つまり、お金を使う順番がS:消費、R:浪費、T:投資の順番になっているのです。
一言で言えば、余ったら貯金をするというお金の流れです。
一方、理想の割合をすることが出来ている人の支出は「TSR」になっています。
つまり、お金を使う順番がT:投資、S:消費、R:浪費の順番になってるのです。
今回は、理想の割合通りに支出のバランスが取れている人のお金の流れと、バランスを崩しやすい人のお金の流れについて、お伝えをさせて頂きました。
次回からは、どのように理想の割合にして行ったら良いのか?その方法について、S:消費とR:浪費に分けて、その対策方法についてお伝えをさせて頂きます。それでは、今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。次回またお会いしましょう!