【第4話】STR割合と金額の不思議な関係

STR割合と金額の不思議な関係
皆さん、こんにちは。
ファイナンシャルインディペンデンス代表の田口智隆です。
『経済的自由人の道』第4話へお越し頂き、ありがとうございます!
前回のブログでは、支出の3種類、STRの理想割合について、手取り収入が20万円の方の例をベースにお伝えを支えて頂きました。
▼第3話をまだお読みでない方はこちらから▼
第4話となる今回は、手取り収入50万円の場合の理想割合についてお伝えをしながら、割合(パーセント)と金額の不思議な関係についてお伝えをさせて頂きます。
それでは手取り収入が50万円の場合の理想割合についてお伝えをさせて頂きます。今回も皆様に、よりリアル感を持って頂けるように、割合だけでなく金額もお伝えをさせて頂きますね。
<手取り収入50万円の場合の理想割合>
S=消費:70%(35万円)
T=投資:20%(10万円)
R=浪費:10%(5万円)
手取り収入20万円の時と比べてみると、色々と面白いことが分かってきます!
<手取り収入20万円の場合の理想割合>
S=消費:80%(16万円)
T=投資:15%(3万円)
R=浪費:5%(1万円)
どのような事に気がつきましたか?
そうです!
例えば1つ消費を比べてみると、手取り20万の時に比べれ50万円になった時に割合は80%から70%に下がっているのに、金額は16万円から35万円と2倍以上になっていますね。
投資に至っては、15%からわずか5%増やして20%にしただけなのに、金額は3万円から10万と3倍以上になっています。
もし社会人1年目に手取り20万円だった方が、お給料が上がって50万円になった時に、きちんとこの割合通りにお金を使うことが出来ていれば、貯金がゼロになる事は決してありません。
しかし、実際には年収600万円の世帯でも、4世帯に1世帯は貯金ゼロの世帯があります。
なぜ年収600万円あっても貯金が出来ない世帯があるのか?次回はそのカラクリについて解き明かして行きたいと思います。それでは、今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。次回またお会いしましょう!