【第22話】まいた「お金の種」が芽を出せる環境を作ろう!

こんにちは。
ファイナンシャルインディペンデンス代表の田口智隆です。
『経済的自由人への道』第22話にお越し頂き、ありがとうございます!
前回は「まいてはいけないお金の種について」お話をさせて頂きました。
▼前回の記事をまだ読まれていない方はこちら▼
草花の種も、畑にまいたからといって、勝手に成長してくれるわけではありません。種をまく前にしっかりと畑を耕して生育環境を整え、まいた後はこまめに水や肥料を開けなければ、芽さえ出してくれません。
副業も同じです。せっかく「お金の木」に育ちそうな「種」を見つけても、育つ環境が整っていなければ実を収穫できるまで育てることができません。今回からは、「種」をまくにあたっての環境作りや準備、心構えなどについてお伝えします。
副業の準備や作業をする時間を確保する
「種」をまく前にすべき事は、副業の準備や作業に充てる時間を確保することです。たとえば、手作りグッズを販売することを考えている人なら、材料を購入したり、実際に制作したりする時間を確保する必要があります。
講師業を始めようと考えている人なら、専門的な知識の勉強や資料の作成、話し方の練習などに充てる時間が必要になります。
会社員として本業を持っていれば、当然、平日の日中を副業の時間に使う事はできません。残業や休日出勤をしなければならない日もあるでしょう。また、専業主婦の人も家事や育児をしていれば、1日はあっという間に過ぎて行きます。
仕事や家事に一生懸命な人ほど、「もっと時間があればなぁ」とぼやきたくなるのではないでしょうか。
つまり、これまで通りの時間の使い方をしていたら副業の準備や作業に充てる時間を確保する事はできません。
仕事から帰ってすぐにお酒を飲んでしまったり、テレビをダラダラと見続けてしまったり、ネットサーフィンに没頭してしまったり‥。そんな毎日を過ごしていたら、いつまでたっても「好き」をお金に変える作業に取り掛かれません。
本気で副業のための時間を捻出しようと思えば、これまでとは時間の使い方を変えなければならないのです。
・就寝前の1時間を副業のための時間にする
こういったマイルールを課したり、休日の午前中は必ず副業の時間に充てたりといった決意も必要になります。副業のための時間を1日のスケジュールに組み込まなければ、「できたら良いなぁ」と思っているままで前進しません。
また、副業をいちど始めたら、ルーティン化して毎日継続してください。やったり、やらなかったりでは、好きなこととは言えモチベーションが下がっていきます。
作業場所を確保する
時間の確保とともに、作業する空間を確保することも大切です。
自分の書斎がある人はそこを作業場所にできますが、中には、自宅の押し入れや階段下のスペースを改造して、作業場所を確保している人もいます。
また、自宅で集中できれば問題ありませんが、幼い子供や家族がいて集中して作業できない人、テレビやお酒の誘惑に負けてしまうと言う人もいるでしょう。そのような場合、会社や自宅の近くに集中できる場所を確保しておくと便利です。
パソコンで作業ができる方なら、静かなカフェや図書館でもいいですし、最近は月数千円〜数万円で利用できるシェアオフィスやレンタルオフィスも増えています。
まわりに自分と同じように楽しく仕事をしている人がいる環境に身を置けば、いい意味で刺激を得られるでしょう。
「この時間帯この場所に来たらやる気になる!」そんなスイッチを押すような環境を作ることができれば、準備や作業がはかどるはずです。
【今日のまとめ】
本業と副業の時間を線引きし、集中できる環境を作り出す