【第17話】自分の中に「お金の種」を見つける

こんにちは。
ファイナンシャルインディペンデンス代表の田口智隆です。
『経済的自由人への道』第17話にお越し頂き、ありがとうございます!
前回は、私自身の小学生時代の経験をもとに、好きをお金に変える方程式についてお話をさせて頂きました。
▼前回の記事をまだ読まれていない方はこちら▼
今回は、将来お金のなる木になるような「種」の見つけ方ついてお伝えをさせて頂きます。
今までにお金と時間をかけたものを見つける
ポイントは、「今までにお金と時間をかけてきたこと」を明確にすることです。今現在夢中になっていることでも、過去にハマっていたことでもかまいません。
人は嫌いなことにはお金も時間も費やしませんから、お金や時間を費やした趣味は、まぎれもなく「好き」なことです。他の人より情熱があるはずですし、知識や経験、ノウハウも持っているはずです。
あなたが、これまでにお金と時間をかけてきたことは何でしょうか?
今、ハマっていることは何でしょう?
誰もが一つや二つ、思い当たる節があると思います。その「体験」こそが、お金の種になります。しかし、多くの人は、ここでひとつの壁にぶつかります。
「これまで夢中になった趣味はあるけど、それはあくまでも趣味にすぎない。お金を稼げるとは思えない」と決め込んで、可能性の芽を摘んでしまうのです。
好きなことをお金に変えられるかどうかは、あなたのこれからの行動しだいです。まだ何もしていない段階で諦めてしまうのは実にもったいないことです!
「好き」がお金に変わったOLの河野さん
河野絵里さん(仮名)は数年前まで普通のOLでしたが、現在は会社を辞めてスキューバダイビングのインストラクターとして活躍しています。
もともと幼い頃から海が大好きで、旅行に出かけるたびにダイビングを楽しんできました。日本に限らず、海外の南の島にも毎年のように出かけて、ダイビングに費やしたお金は大きな額になっていました。
そんな河野さんに転機が訪れます。ダイビング仲間の紹介で、夏休みの1週間、ダイビングスクールのスタッフとして手伝うことになったのです。このとき、スクールのお客様と接している中で、ダイビングの魅力を伝えることの楽しさに開眼。それ以来、連休や週末を使ってスクールでアルバイトをするようになりました。
そんな生活を続けているうちに、大好きなダイビングを本業にすることを決意。今はインストラクターとして生計を立てています。
「好き」がお金に変わった会社員の鈴木さん
名古屋で会社員をしていた鈴木信二さん(仮名)が、最もお金と時間を費やしていたのは「セミナー」です。セミナーに参加して有名講師の話を聞いたり、交流したりするのが好きで、毎週のように様々なセミナーに足を運んでいました。その総額は数百万円。いわゆる「セミナーオタク」だったのです。
しばらくは受講者の一人として参加するだけだったのですが、やがてセミナー好きが高じて、休日に自らセミナーを開催するようになりました。
「自分が話を聞いてみたい憧れの人を講師として呼べば、自分が知りたい話を聞けるうえに、個人的に講師とのつながりも出来て一石二鳥だ」という発想だったそうです。
これに味をしめた彼は結局、セミナー開催を中心とするイベント会社を起業しました。
「これはお金にならないかも」の先入観は捨てる
お金の種を探すときに重要なのは、「こんな趣味はお金にならないのでは?」という先入観を捨てることです。どんな趣味でもやり方しだいで、お金に変えることが出来ます。なにしろ小学生が撮った鉄道写真が売れたのですから。
まずは、自分の「好き」という気持ちに素直になること。今の段階では、それがいちばん大切です。
今回は、将来お金のなる木になるような「種」の見つけ方ついてお伝えをさせて頂きました。
また次回のブログでお会いしましょう!