【第14話】人生最大の支出「住宅」は購入?賃貸?お得なのはどっち?

こんにちは。
ファイナンシャルインディペンデンス代表の田口智隆です。
『経済的自由人への道』第14話にお越し頂き、ありがとうございます!
前回は見直し効果の高い固定費ランキング第3位の車に掛かる維持コストについてお伝えをさせて頂きました。
▼車に掛かる維持コストについてまだ読まれていないかたはこちら▼
第14話となる今回は、今も昔も人生で最大の支出と言われている住宅に関する費用について、また読者の皆様と一緒に考えて行きたいと思います。
費用の大きさもさることながら、住宅に関しては「購入した方がお得なのか?賃貸の方がお得なのか?」永久に不滅のクエスチョンがあります。
もし同じ質問を親戚の甥っ子や姪っ子達に聞かれたとしたら、私は次のように答えるでしょう。
「まず知っておいてほしいのが、購入と賃貸とでどっちがめっちゃお得ということはない!もしどちらか一方が、仮に購入する方が圧倒的にお得ならば賃貸する人がいなくなってしまう。逆に賃貸の方が圧倒的にお得ならば、購入する人がいなくなってなってします。だからどちらがめっちゃお得ということはないんだ!」
そして、この事をを理解してもらった上で購入と賃貸のどちらがオススメなのか?と聞かれたら、私は「今の時代は賃貸がベストな選択だと思う」とアドバイスをするでしょう。
もちろん購入するのが必ずしも悪い選択ではありませんが、次の理由で私の可愛い甥っ子や姪っ子には賃貸をオススメします。
その理由を一言で言えば、賃貸なら臨機応変!何か不測の事態が起こった時に臨機応変に対応することが出来るからです。
不足の事態の代表例が収入の変化です。住宅を購入する場合、多くの方が長期の(10年以上)の住宅ローンを組むと思いますが、返済の計画は今現在のお給料をベースに組むことになります。そして、少しずつお給料が上がっていくことや毎年ボーナスがあるものとして、返済計画をすることが多いはずです。
そこで、もし住宅ローン返済中にリーマンショック級の経済危機や大不況がやってきて、今現在のお給料を維持することが出来なくなった場合、返済が滞ってしまうのではないでしょうか。
賃貸の場合であれば、お給料が下がってしまっても、それに合わせて臨機応変に対応することが可能です。
それ以外にも、結婚して子供が生まれたのでマイホームを購入しよう!と思ったのは良いのですが、住宅ローン返済中に離婚となった場合などを考えると、安易に購入するよりは賃貸の方が良いのではないでしょうか。
どうしても購入したいという方は、中古のマンションを購入してリフォームするという方法もあります。
ちなみに私自身は、このやり方で今から10年ほど前に築20年以上の中古マンションを購入、フルリフォームをしたので新築マンションと全く変わず快適に過ごせています。
このブログを読んで下さっている皆様も、ぜひこの機会に、住宅に関して一度真剣に考えてみてくださいね。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!