【第11話】平均入院日数と貯金の関係

皆さん、こんにちは。
ファイナンシャルインディペンデンス代表の田口智隆です。
『経済的自由人の道』第11話へお越し頂き、ありがとうございます!
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今回は、前回お伝えをさせて頂きました、保険には公的な保険と民間保険の2種類があること、公的な保険にある「高額療養費制度」を踏まえて、民間の医療保険料をどのように削減していったら良いのかについて、お伝えをさせて頂きます。
もし入院したらいくら支払われるの?
まずはじめに、一番オーソドックスな民間の医療保険の保障内容、すなわち入院した時にどのくらい保険金が支払われるのかについて一緒に見て行きましょう。
民間の医療保険の多くは、入院をした時に1日当たり5,000円とか1万円といった感じで、1日の入院保険金額が決められています。
そして、一回の入院に対してどれくらいの期間保険金を支払うのか、例えば30日とか60日、180日、といった感じで期間が決められています。
なかには730日といった長期の入院期間を保障している医療保険もあります。もちろん、この期間が長くなればなるほど私達が毎月支払う保険料は高くなります。
そこで、皆様に考えて頂きたいのが、私達が実際に入院することなった時に、どのくらいの保険金が支払われる可能性があるのか?そして、実際に皆様がお支払いする治療費はどれくらい掛かるのか?という事です。
実際の平均入院日数は何日くらいなの?
ここで大切なのが、実際に入院する期間がどのくらいなのか、というデータです。
皆様、今現在の平均入院日数はどのくらいだと思いますか?
次の中から選んでみて下さい。
A:約30日
B:約60日
C:約90日
答えはAの約30日です。
https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/medical/3.html
ある程度の貯金があれば医療保健はいらない!?
という事は、仮に1日の入院保険金額が1万円の保険に入っていた場合、平均して約30万円の保険金が支払われることになります。
是非ここで、真剣に考えて頂きたいのが、この金額であれば貯金があれば賄える金額ではありませんか、という事です。
毎月払っている医療保険料は掛け捨ての場合が多いので、仮に毎月5,000円保険料を払っていて1年間入院しなければ、6万円は戻ってきません。かたや毎月5,000円を貯金していた人は確実に6万円を貯める事が出来ます。
という事は、医療保険の保険料だけで、10年で60万円、30年だと180万円の差になります。
中には多額な治療費が掛かったらどうしよう、と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、前回の内容をしっかり学ばれいれば、その心配も消えて無くなりますよね。
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「知らぬが仏」ではお金が貯まらない!
そうなんです!
お金を貯められる人と貯められない人との差は実は年収には関係なく、お金の正しい知識を身につけているか、いないか、それだけの差なのです。
今回は、前回の内容を踏まえて民間の医療保険料をどのように削減して行ったら良いのかについて、皆様と一緒に考えてみました。いかがだったでしょうか。
次回は、今回に続いて公的な生命保険と民間の生命保険についてお伝えをさせて頂きます。
今回以上に、この知識がある人とない人では大きな差になるお話なので、楽しみにしていて下さいね。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。