【第10話】医療(入院)保険って本当に入る必要あるの?

皆さん、こんにちは。
ファイナンシャルインディペンデンス代表の田口智隆です。
『経済的自由人の道』第10話へお越し頂き、ありがとうございます!
前回は見直し効果の高い固定費ランキング第1位の通信費についてお伝えをさせて頂きました。
▼前回の記事をまだ読まれていない方はこちら▼
このブログをお読みいただいてる皆様、通信費の見直しのシュミレーションはされましたか?まだと言う方は、ぜひ今度のお休みにやってみてくださいね。
さて第10話となる今回は見直し効果の高い固定費ランキング第2位の固定費についてお伝えをさせて頂きます。ランキング2位に輝いた固定費とは、ズバリ!入ってはいるけど、内容がよく分かっていない生命保険料です。
一口に生命保険といっても、亡くなった時に残されたご遺族に保険金が支払われる死亡保険と本人が病気やケガで入院をした時に保険金が支払われる医療(入院)保険、があるので、今回は、入院した時の保険についてお話をさせて頂きます。
とその前に、保険には、国が運営する「公的な保険」と、生命保険会社や損害保険会社、共済が販売をしている「民間の保険」の2種類あることは、ご存知でしょうか?
例えば医療保険に関しては、公的な保険として、会社員の場合には健康保険、自営業者の場合には国民健康保険へ強制的に加入させられていて、毎月のお給料から自動的に保険料が天引きされています。
そこで、この健康保険や国民健康保険の内容を知った上で、民間の医療保険に入った方がいいのか?入るとしたらどのくらいの補償のものに入ったら良いのか?
皆様、お一人お一人が自分自身の頭で考えることが大切です!
まず、病気やケガで病院に通院をした時、現役世代の方であれば、窓口での自己負担は原則3割負担です。では、もし皆様が入院をして医療費が100万円かかった場合、3割の30万円を負担しなければならないのでしょうか?
ここで、知っておきたいのが「高額療養費制度」という有難い制度です。一言で言うと、一定の金額以上に治療費は払い戻してくれると言う制度です。
ここで大事なのが、一定の金額がいくらなのか?と言うことです。そして、この上限金額を知った上で、民間の入院保険に入るか、入らないかを決めましょう。
さて、問題の医療費が100万円かかった場合の自己負担金額ですが、
このブログをご覧いただいる方の多くが、70歳未満だと思いますが、
年収が370万円〜770万円未満の方は、8万7,430円、
年収が770万円〜1160万円の方は合、17万1,820円、
年収が370万円未満のは、5万7,600円です。
いかがでしょうか?少し貯金があれば、決して賄えない金額ではないですよね。
高額療養費制度の詳細について知りたい方はこちらのサイトを参考にしてみてください。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030/r150
ちなみに私自身は民間の医療(入院)保険には一切加入していません。
今回は、見直し効果の高い固定費ランキング第2位の生命保険料について、保険には公的な保険と、民間の保険の2種類あること、
公的な保険にある、とても有難い「高額療養費制度」についてお伝えをさせて頂きました。
次回は今回の内容を踏まえて、いかに民間の生命保険料を削減して行ったら良いかについてお伝えをさせて頂きます。
それでは、また次回のブログでまたお会いしましょう!